シアトル生活はじめました

20年以上すんだ東海岸から西海岸に引っ越してきました。MicrosoftのUniversal Storeで働いてます。

子供が持つ「夢中の種」に水と肥料をあげる

前置き

幸せになるために大切なことの順位があるとしたら(個人の見解ですが)こうなります。

1位.命

2位.健康

3位.夢中になれることがあること

3位.最低限の経済的余裕

3位.共感できる人がいること

4位.時間

4位.空間

4位.お金

 

 1位.命

これが無いと何もできないのでとりあえず1位!

 

2位.健康

命があっても病気だとなかなか思うように物事ができないし、怪我をしている状態だとそれを治すのに気が向いてしまう。

 

3位.夢中になれることがあること、最低限の経済的余裕、共感できる人がいること

これはどれも同じぐらい重要。当初は「夢中になれるこtがあること」が単独3位だったんだけど、いやまてよ「衣食足りて礼節を知る」というのもあるなと思った。

それから共感出来る人が存在するのは大切だと思う。もちろんひとりで「幸せ~」っていうのもあると思うけど(ひとりで登山とか?)。共感って幸せのアンプみたいなもんで、幸福感を増幅してくれると思う。

 

4位.時間&空間&お金

どの1つをとっても、3位以上にあるものがないと、いくらあっても全然幸せにならないんだよね。

ひとりで無人島に漂着するようなもので、一生分の時間と、有り余る空間と、スーツケースいっぱいのお金があったとしてもちっとも幸せを感じないし。

でも、4位ではあっても、上位のものがあれば、出来るだけ多い方がいいとも思います。そうすることで「夢中になれること」を出来るだけたくさん実践することが出来るから。

子育てとして

日本やアメリカに住んで、一般的な経済的状況にあるとすれば、おそらくは1位から4位までの全てにおいて、まぁまぁそこそこのレベルで満たされていると思います。もちろん、社会に格差があるから全員とは言えないけど。

だけど、仮にすべてが満たされているとしても「夢中になれることがある」かどうかはひとりひとりの課題だと思う。

また、これは「人から貰えるもの」ではない、(他人)親が簡単に与えることが出来ないものだと思う。人それぞれの内側から出て来るものなので、そとから「夢中になれ」と押し付けることは出来ない。

なので、大切なのは「夢中の種」があるはずなので、それを見つけたならとりあえず水と肥料をあげる、それを「本物の夢中になれるもの」に育てられるように手伝いをすることだと思うんです。