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シアトル生活はじめました

20年以上すんだ東海岸から西海岸に引っ越してきました。MicrosoftのUniversal Storeで働いてます。

アメリカでは上司が長いバケーションをとる=>老害防止?

仕事

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アメリカの企業では大抵、勤続年数に応じて有給の長さがどんどん増えていきます。例えば入社したとき(中途採用含む、というか中途が基本)、3週間。5年はたらいたらプラス一週間、10年働いたらさらにプラス一週間、といった具合。もちろん会社によりけりでケチな会社もあれば、入社して即で4週間とかもあります。

あとアメリカでは有給はほぼきっちり使い切ります。なのでプロジェクトとのタイミングが悪い場合は仕上げの時期にぽっかり穴が空くといった事態になることもしょっちゅうです。これはみんな一斉に同じ時期に休むとは限らない、ということも理由の一つだと思います。

例えば会社に12年ぐらいいる、会社とプロジェクトのことならなんでも知っている先輩や上司が4週間休暇を取ってヨーロッパを旅行してくる、なんて事態になったら残った人間でなんとかするしかありません。そうなると、先輩が普段やっていたことを学ばざるを得ないし、今まで関わったことのない人たちと一緒に仕事をせざるをえなくなったりします。

いろいろ大変ですが、よい面もあるなと思ったのです。

老害というと言葉は悪いですが、経験豊富な人間が、経験の浅い人間の成長する機会を奪ってしまうような状況はよくあることです。そしてそれが組織にとってよくないとうのが一般的な認識です。

日本で働いた経験がほぼないので、どうかはわかりませんが、有給をとらないとよく耳にします。上司や先輩が休まないので、部下や後輩は休めないばかりか、仕事内容もなかなか広がっていかない、という状況になっているのでは、っと推測します。仕事が広がったとしても実質上司の監督下にあったり、もしくは困ったら助けてもらえるような状態だったりするのではないでしょうか?

少なくともアメリカの状況に関しては、勤続年数の長い人がきちんと有給を使って「穴を開ける」ことで、他の人達が穴を埋める過程で知識と経験を得られるようになっているようです。

私は中途で今の会社に移ったばかりなので、ペーペーですが、10年もしたらしっかりと有給をとって後輩の教育に大いに貢献しようとおもってます。