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シアトル生活はじめました

20年以上すんだ東海岸から西海岸に引っ越してきました。MicrosoftのUniversal Storeで働いてます。

おたくの無線LANルーター(WiFi)の調子、いかがですか?

家に「無線LANルーター(別名WiFi)を設置して、スマフォ、ノートパソコン、ゲームコンソールなんかをネットに繋げる」。これは広範囲に普及している利用形態。

我が家もパソコン5台、タブレット2台、スマフォ4台、ゲーム機4台、AppleTV、あとはIoT機器(NestとSkyeBell)、すべてWiFi接続。(電波にどっぷり浸かって電磁波とかどうなんでしょうね・・w)

それはともかくとして、かような現代、みんながみんな無線LANルーターを使ってるんで、お互いに干渉しあったりして、「繋がりににくい!」とか「ネットが遅い!」とかいろいろと問題発生したりして困ったことになる。

いろいろと改善・解決方法があるけど、ごく簡単な方法に「自分の無線LANルーターが使うチャンネルを変える」というのがある。

以下その手順。

(1)まずはお手元のパソコンから無線LANルーターの管理画面に行けることを確認

無線LANルーターをご自分で設置した人はここはスキップ。業者さんとか友達にやってもらった人は、要確認。

あと、設定は結果的に変更しないで済むかもしれないんで、面倒くさい人はスキップして、次の「ツールを使って我が家とご近所さんの無線LAN状況を見てみる」を最初にやってもいいと思う。

話を戻して、無線LANルーターって機械は、その設定をいじったりするのに普通のブラウザーを使うのが一般的。そう、Google ChromeとかFireFoxとか(うん、IEもね!)機械そのものが一種のウェブサイトになってる。

無線LANルーターの背面に、LANケーブル(有線)差し込むところがあるはず。たいていは4つとかある(すでに刺さっているのはそのままで!たぶんそれはインターネットに繋がってるヤツ)。そこにLANケーブルを差し、反対の方をパソコンに繋げる。(ブラウザーがLANケーブルがさせるならWindowsだろうがMacだろうが構わない)

ブラウザーのアドレスバーに 192.168.0.1 打ち込む・・・ログイン画面みたいなの、出てきました? だめなら 192.168.2.1 は? このアドレスは機種によって違う、けど間違いなく192.168 で始まるアドレス。(さぁ無線LANルーターの取扱説明書の出番です!)

うまいことログイン画面が出れば、次はユーザー名とパスワード。これも機種と、場合によっては本体それぞれ違うかもしれない。 

管理画面に行けるようならこのステップはクリアー♪

(2)ツールを使って我が家とご近所さんの無線LAN状況を見てみる

普通にスマフォなんかのWiFi設定でご近所さんのネットワーク名(SSIDとも言う)がズラーっと見える状態なら、それだけ混雑してるってこと。もし自分ちのしか見えないって状態なら、たぶん他の無線LANとの干渉問題はないんで、そのまま放置でOKでしょう。

混雑してるようなら、干渉している可能性がかなり高い。実際にどうなっているか見てみよう。

ツールはいろいろあるけど、Acrylic という会社の無料のWiFiスキャナーでいいと思う。(ほかにinSSIDerってのもある。個人的にはAcrylicの方が見やすいと思う)

Free WiFi scanner and channel scanner for windows | Acrylic WiFi

ちなみに、上のリンクはバージョン2.0で、1.0より機能が大幅に縮小されている。バージョン1.0をネットで探し出せれば、そっちの方が多機能。だけど、今回必要なの機能は2.0でもあるのでどっちでもいい。

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こんな感じのインストーラー。

途中でこんなオプションも聞かれるけど、入れても入れなくてもどっちでもいい。(入れた方が別のことが出来るけどこの投稿には関係ない)

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 インストール完了したら実行。

こういう画面が出る。

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SSIDMac Addressの項目はご近所さんのも含まれるんで消してます)

ここで一番元気がいい子が自分ちの無線LANルーター・・・のはず。お隣さんのが元気だとしたら、多分壁のすぐ反対側にお隣さんの無線LANルーターがある、とかいう状況かも・・

ちなみにうちは無線LANルーターは2台あって、一台は二つの帯域で動いてるんで合わせて三つ(帯域の話は下で)。

 ・・・っで、留意すべきはチャンネル!

1とか6とか11とか、あと157とかの大き目の数字も見える。

 チャンネルが被っていると、例えば人がふたり同時にしゃべるとお互いの音声が破壊されてしまうのと同じように、データも壊れてしまう。それぞれ別のチャンネルを使えばお互いに情報がスムーズに流れるというわけ。

余談:各部屋で信号強度を見る

Acrylicで無線LANルーターの電波を拾いながら各部屋を移動してみると電波の強さの変化が見えたりして、電波の届きにくい部屋の特定なんかに役立つ。

下は、上の二つ(明るい灰色と明るい水色)が我が家のASUS(2.4GHzと5GHz)で、ノートパソコンを持ったまま、別の一台(薄いピンク色)のある部屋に近づいて行った様子。障害物に弱い5GHz(水色)は急速に落ちて行ってしまった・・・ 2.4GHz(灰色)は割と強い信号を保っている。

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 (3)理想的なチャンネルを選ぶ

Acrylicの画面下半分で「2.4GHz Access Points Channels 」というタブをクリックする。

 こんな感じの画面がでる。

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ここでは、6を中心にした青い台形が見える。台形の背が高いのは信号が強いから。つまりこれは自分ちの無線LANルーター(Acrylicの上半分のSSIDのリストと色とを照らし合わせて確認してね。)ただいま、この無線LANルーターのチャンネルは「6」。(そう、6は中心であって、5と7、そして4と8にもちょっと被ってる。)

ところで、左側の1、2,3のあたりは空っぽ。これはご近所さんのどの無線LANルーターもこの部分のチャンネルを使っていない、ということ。

これは、ラッキーだといえる状況。つまり、自分の無線LANルーターのチャンネルを1に変更すれば、誰とも被らない理想的な環境をゲットできるということ。それに、チャンネル6から退場することで、そちらの皆さんにとってもプラスになる、Win-Win関係なのです。

なぜこんなことになりやすいかというと、無線LANルーターをお店で買ってきて、工場出荷時の設定のまま使うと、たいてい同じチャンネルに設定されてるんで、結果みんな同じチャンネルを使う状況になってしまう。

チャンネルを独占!っは無理だとしても、出来るだけ混雑していないチャンネルを選ぶだけでも多少の改善は期待される。

(4)実際にチャンネル設定を変更する

さて、ここで最初に出てきた管理画面に行く必要が出てくる。

管理画面と、設定方法はメーカーさんによって違うんで、それはもう説明書とネット検索で各自理解するしかない。

うちの1台目。

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うちの2台目(ASUSルーター。これは本当に良い製品)

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ただ、ほぼ間違いなく「チャンネル設定」とか、そういう項目で、しかも選択できる値が「1、2,3、・・・13」とかなら間違いなくそれ。

チャンネルの値は選べるならどれでもいいんだけど、上の図で「台形」だったように、チャンネルは中央値から右と左にそれぞれはみ出したような状態になる。なんで、1を選ぶと、2と多少の3も使うことになる。逆に3を選んでしまうと4と5あたりで干渉が始まってしまう。

なので原則は「出来るだけ離して!」です。

(5)結果

24GHz帯では、ご近所さんは1を使ってらっしゃらないようなので、そこを使わせてもらうことに。

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(6)もう一つの方法。5GHz帯に逃げる!

ご近所さんの無線LANルーターとの干渉を低減させるもう一つの効果的方法として、「2.4GHz帯」ではなく「5GHz帯」で無線ルーターを使う、というのがある。

無線LANルーターといえば長い間、2.4GHzの電波を使ってたんけど、数年前からは5GHzも使えるようになった。もし自宅の無線LANルーターが5GHzも行けるタイプなら、そっちに移行してしまうのも手。

ただし、いくつか注意する点。

  • 接続する機械(スマフォやゲーム機)によっては5GHz対応していない。
  • 5GHzは障害物などに弱いし、一般的にカバーできる範囲が狭い

まぁそのぐらいかな・・

利点としては

まず我が家の場合、5GHzの下の方のチャンネル。ネットワークがひとつ見える。

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今度は同じ5GHzの上の方のチャンネル。無人・・・

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これはたまたまだろうけど、つまり5GHzで稼働させている無線LANルーターが近所にないってこと。

さらに、台形の形をみると、例えば2.4GHzのチャンネル6は、6を中心に4と5、さらに7と8、みたいに他のチャンネルにはみ出していたけど、5GHzではそういう風にはみ出すことがない。つまりそれだけ独立したチャンネルが多い、ということ。

なんで、将来的にみんなが2.4GHz帯から5GHz帯に大移動してきたとしても、住み分けがしやすいということ。

これから無線LANルーターを新調しようと考えている場合は5GHz帯もサポートしている機種を買うのは悪くないかもしれない。