別のこの投稿で書ききれなかったことを書きます。
watanabe-tsuyoshi.hatenablog.com
アトラクションを効率よくまわるために必要なもの2つ
「ファストパス」と「ディズニーの公式アプリ」
この二つは絶対です。特にアプリから得られる情報をもとに、どのアトラクションを「ファストパス」で乗るのか「スタンバイ」で乗るのか、判断します。
まずはファストパスの注意点おさらい
わたくし、ディズニーランドは詳しくはないです。生涯ディズニー歴は4回、そのうち3回はTDL、残り1回は今回のカリフォルニアの本家Disneyland。
ネットにはファストパスを詳しく解説しているサイトや記事が大量にあるので、私が重要だと感じた点だけ記しておきます。
要点1 ファストパスは入場券に1枚ずつ記録される
「ファストパスチケット」として紙に印刷されて発券機から出てくる「券」はただの「ひかえ」であって、ファストパスを消費する際に提示を求められるのは入場券です。
入場券命です。読み取り機は入場券のバーコードを読み取ります。
【私の入場券】
要点2 ファストパスは「予約」
ファストパスという名前がそもそも適切なのか分からないと感じるのは私だけだろうか?パスという動詞の目的語は「列」だと思う。長い時間並ばなくて良い、という意味でFASTなんだろうけど、普通に「Reservation(予約)」という言葉を使っても良かったような気もする。
下図はファストパスを取得した時点と、予約された時間枠を示しています。
緑色の部分は「濃い緑色」と「薄い緑色」の部分がありますが、後述します。
要点3 ファストパスで予約するのは「時間枠」であって「ある時間軸上の点」ではない
レストランの予約などとは異なり、予約は10:15AMから11:15AMのように、時間枠である。10:15AMを過ぎてからじゃないと使えない。逆に11:15AMになる前にファストパスを消費すればよい。この時間枠を利用してファストパスをつなげて時間短縮する、というのがファストパスを効率よく使うキモ。
下図は10:15から11:15が予約されていることを示しています。
要点4 次のファストパスが取れる時間を注意する
「次のファストパスはいつ取れるのか?」という疑問への答えは常に持っておくべき。そしてその答えは全て、最後に取ったファストパスに書いてある。
下のファストパスの緑色で囲まれた時間が「次のファストパスはいつ取れる」時間。
時間軸で表すと、下図の明るい緑色の線の時点です。
時計でチェックする時刻はこれです。
下はさらに極端なケース。この場合、12:13PMの時点で次のファストパスを取ることが出来る。それを、勘違いして1:25PMまで待つと1時間以上のロスになる。
要点5 ファストパスは「乗る前に取る」のルールを忘れない
ファストパスの予約時間枠(もしくは発券できる前倒しされた時間)が来たら、まずは別のアトラクションのファストパスを取る。時間枠は1時間あるからよほど離れた場所のアトラクションでない限り、いやそうであってもよほどのことが無い限り予約時間が来たアトラクションには乗れます。
要点6 (日本では分からないけど)アメリカだと一人で家族・友達の分も代表して取れる
TDLでファストパスを使ったことがないから分からないけど、日本人の感覚からするとなんかズルいという気もする。私も最初は家族メンバーそれぞれが発券機に行って取っていたけど、周りを見渡すとみんなひとりで数人分を取っているし、とくに注意されたり迷惑がられたりはしていない。
要点7 人気アトラクションはファストパス発券機が別の場所にあることがある
ディズニーランド・カリフォルニア・アドベンチャーでいちばん人気の、映画「カーズ」をテーマにした「Radiator Springs Racers」ですが、ファストパス発券機はアトラクションそのものとは全く別の場所にあります。下図の赤い矢印がファストパス発券機がある「FASTPASS Distributionエリア」で、青いピンが立っているところが「Radiator Springs Racers」の入り口。
要点8 カリフォルニア・アドベンチャーの「World of Color」のみ、すこし特別
まず一点目。「World of Colors」のファストパスはそれそのものが入場券です。集合場所でファストパスを持っているかどうかチェックされ、回収されました。
第二点目として、集合場所がBLUEかYELLOWで指定されています。BLUEの場合は噴水に対して左側と、あと真正面でした。YELLOWはその反対側ということですね。
ディズニー公式アプリ
これは絶対に入れておいた方がいいです。
いくつか重要な使い方を解説します。
使い方1. 地図&ナビとして
もっとも基本的な用途ですが、GPSで現在地を確認しながらの移動には欠かせません。園内に詳しい人なら要らないかもしれませんが、アトラクションの場所がよく分からかった私は重宝しました。
「Find on Map」をタップすると、目的のアトラクションの位置にピンを立ててくれます。現在位置と見比べながらナビできます。
うちは、フィルター機能でスピード/スリル系のアトラクションだけを表示するようにしていたので、園内での迷うことはなかったです。
下はディズニー・パーク側だけ、スピード/スリルのアトラクションを表示するように設定したフィルタです。
使い方2.待ち時間チェック
それぞれのアトラクションの待ち時間が分かります。
「5 miniutes」と出ていたら、それは実質「待ち時間無し」ということです。
ディズニーランドのファストパス戦略をパワポで可視化してみました。たぶんこれで直観的に理解できる・・はず。 - シアトル生活はじめました でも解説しましたが、次のファストパス取得待ちの間にスタンドバイでアトラクションに乗る際に「どれに乗るか?」の判断に使えます。
使い方3.ファストパスの現在の予約時間枠を知る
今その瞬間にファストパスを取ると、どの時間枠の予約になるのか、が分かります。
また、他のアトラクションの時間枠と比べていけばどのぐらいのスピードでファストパスが枯渇していっているのか分かります。それも判断の材料になります。
ファストパスがもはや無い、ということも分かります。
使い方4.休止状況を知る
結構壊れたりするんですね。あと、Indiana Jonesでは誰かがバッグを落としたらしく、20分ぐらい止まりました。そういう状態になると、アプリでも「Temporarily Closed」と出てくるので無駄足を防げます。
使い方4.ショップやレストラン、トイレの位置を知る
これもまぁ地図としての使い方なんですが、アトラクションの間の買い物などもトップレベルのメニューで「Shop」と「Dinning」というのがあって、素早く現在地から近いお店を探したりできます。アトラクションの他にトイレの場所も表示してくれます。
まとめ
ということで、ファストパスと公式アプリを両輪の軸にして、スタンドバイと組み合わせながら効率よく廻ることが出来れば楽しさを最大限に出来ると思います。