Fusion360の学習曲線(Learning curve)
学習曲線は、どんなサブジェクトにもありますが、Fusion360だとこんな感じじゃないかな・・・(グラフをFusion360 で書いちゃうところが憎いでしょw)
使い始めてすぐ、簡単なモデルは作れるようになって、A点まで到達できます(去年の夏・秋)。だけど、そこから生産性が上がらないんですよ。まごついてしまって。
「まごつきの森(AからB)」を抜け出たと思う
英語ではSteep Initial Learning Curve(急な坂道)と言います(ちなみに、実際の学習曲線は「難易度」ではなく「生産性」を表すので、難易度に反比例してます)。
で、どうやって抜け出すか?!と考えて、じゃぁ徹底的に隅から一個づつ見て行ってやろうじゃないか、ってことで、コツコツ勉強始めました。
去年のクリスマス休暇あたりから始めたんですが、Fusion360の基礎の機能はだいだい分かる・使えるようになったなと感じるようになりました(B地点の近くまで来た感じ)。ただし、全体を知らないのでそう思っているだけで、実はもっともっと深いんじゃないかとも想像してます(まだAとBの間の、ちょっと生産性が上向きになったぐらいのところ?)。
現在のデザイン力を示すポートフォリオを示すとすれば・・・
昨晩作ったのがAmazon Echo Dot 用の壁掛けホルダー
あとは、まだ途中なんですが、ランボルギーニのミウラ。元のデータが見にくくて進まない(課題)
まだまだ、た~くさん覚えないといけない機能満載のFusion360ですが(多分全機能の30%ぐらい触ったってぐらいかな・・・)、とりあえずはまごついて先に全く進めない状態からは抜け出たかなと思います。
Qiita記事まとめ
以下、Qiitaに上げた記事などです。
コツコツシリーズは9個まで投稿しました。トピックごとの番外編みたいなのも3つ、4つ足していきました(今後も重要らしきコンセプトやトピックごとにアップ予定)。
Tスプラインに関する記事は1日がかりで調べたものです、力作です!
コツコツマスターシリーズ
概念・トピックシリーズ
まとめ
というわけで「3Dモデリングツールのひとつがまぁまぁ使えるレベル」になったと感じて、とても嬉しいです。工業製品の設計に限らず、これからは3Dプリンターがさらに普及して「無いものは自分で作る」傾向が加速していくと思います。学習の投資としては悪くない、と感じます。