シアトル生活はじめました

20年以上すんだ東海岸から西海岸に引っ越してきました。MicrosoftのUniversal Storeで働いてます。

"Growth mindset"をカタカナで表すとしたら、絶対「グロウス・マインドセット」です。みなさんよろしくお願いいたします。

手遅れになる前に(たぶんもう遅い)

これからさらに良く耳にするようになるだろう言葉に"Growth mindset"があります。これは「デザイン思考」や「アジャイル」などのさらに高い抽象レベルにある根本的な概念だと気づきました(やっと・・・?)しっかりブログ記事にしようと思いますが・・・その前にとりあえず言っておきたいことがあります。

"Growth mindset"をカタカナで表すとしたら、絶対

グロウス・マインドセット

がいいと思います!

まだ読み方が定まっていないようで、例えば

グロース・マインドセット

という言い方も見かけます。残念ながら多数です。でもそれは絶対に止めた方がいいと思う。今からでも「グロウス」に変えていった方がいいと思う。(変えること、できますよね?グロウスマインドセットを実践してる人達なら?なんたって「失敗」ではなく「まだ(Yet)」なんですから!)

  • 理由1:Growthの「w」の発音は口を尖らせて言う「ウ」の音だから「グロウス」が適してます。最後の「th」をちゃんと言えなくても伝わる可能性が高まります。対して、長音符つきの「グロース」は「お」の発音の口の形(開いた形)のまま伸ばすので「w」が聞こえてきません。たぶん伝わりません。
  • 理由2:伝わらないだけならまぁちょっと残念ぐらいなんですが、「グロース」だと"gross"って聞こえてしまいます。その意味は「キモい」とか「気持ち悪い」です。「キモいマインドセット」になっちゃいます。

似たようなもの

同じような関係が

scout(偵察)=スカウト

skirt(腰より下を覆う筒状の衣服)=スカート

にもあります。この場合、カタカナ表記は上手くいっていると言えます(もちろん、限界はありますが)。"scout"を、長音符を付けて「スカート」と発音すると多分伝わりません(かといって"skirt"にも聞こえませんが・・・そこに"r"の発音を入れないと何を言っているかネイティブはさっぱり分からないと思う)

失敗例

ちなみに失敗例は

"storage(保存する場所)=ストレージ

です。僕はこれを初めてみた時、なんで長音符が変なところにあるの?!って軽い衝撃を受けました。でも、いろんなIT系の記事やブログで「ストレージ、ストレージ」って連発してるので「あ、もうすでに手遅れか・・・」って思いました。カタカナであえて表すなら「ストーレッジ」です長音符の部分を"r"に入れ替えて「ストrレッジ」と発音すればほぼ100%いつも伝わります。

まとめ

"Growth mindset"は「グロウス・マインドセット」(どうしてもカタカナで表したいなら)