日本での事情は詳しくはないけど、このブログのような記事を今まで見て来て日本の相場感は分かるような気がしてます。（ただ、日本は「プログラマー」というくくりがあるみたいで、それがアメリカの「Software Developer」と同義なのか、わかりません。少なくともアメリカに「Programmer」という職名は一般的にはないです。）
「アメリカのプログラマの給料が高い」は本当か？ - NomoLog
私はシリコン・バレーやニューヨークのことはよくわかりませんが、ボストンとその近郊では20年ぐらい仕事してました。その経験から言うと大体このブログの内容は間違っていないと思う。
シアトルにはまだ1年もいませんが、驚いたことにマイクロソフトが大学新卒の開発者に支払う給料のスタート地点が＄100,000ドル（今日の為替だと1170万円）と聞きました。（多分Googleはもっと出してるんじゃないかな。給料が高くて有名だし）。
これは二つの重大な結果をもらたすと思う。
世界中のトップレベルの頭脳を呼び寄せること、そして若い人たちがお金を貯めて起業しやすくなるということ。
日本からのイノベーションが少ないということでいろいろとやってるようですが、業界レベルの構造的な違い（問題）を考えないとちょっと難しいんじゃないかな。
いや、ただ単に給与を上げればいい、というのではなく、福利厚生やワーク・ライフ・バランスの向上なども含めて、この職業の魅力を高めていくことが大切なのではないかと感じます。
