シアトル生活はじめました

20年以上すんだ東海岸から西海岸に引っ越してきました。MicrosoftのUniversal Storeで働いてます。

キム・ヨナ選手と浅田真央選手と「武士道」

「武士道とは死ぬこととみつけたり」

 

ってありますが、なんのこっちゃと思ってましたが、自分なりにたぶんこういう感じのことかいな?ぐらいの解釈が生まれました。

 

最近話題のキム・ヨナ選手の結果に対する韓国のみなさんの反応をニュースなどで見るとやはり価値観が違うな~っと思うわけで、それはいったいどういうことなのかと言うと「負けた時にどう振舞うか」が違うと思うんです。

 

キム・ヨナ選手ご本人は異議を唱えたりしていないようなので(そういえばフェンシングで・・・)彼女のことではなく応援していた国民の振る舞いに違和感を感じます。

 

侍が死ぬ時とはつまり負けたときですよね。ということは負けた時に、そこに死に値する(負けるに値する)大義があったのか。そういうレベルの大義を求める続けることこそが武士道だ、みたいなことを言ってるのかなっと・・。

 

逆にそういう意味では浅田真央選手は武士道を体現してみせたのではないか、っと思うけどちょっと大げさすぎかな。どちらにしろ、僕らが感動したのは彼女自身の生き方というか価値観に多くの日本人が共鳴したからではないかと思うわけです。