クラウドといってもどこかにハードウェアがある!そりゃそうですよね。でもクラウドで計算もデータ保持もお任せでやっていくと実感覚が薄れていきますね。プロビジョンしたサーバーもホイホイスケールしたり、もっとコア増やしたりし、なんか簡単すぎてなんにも心配しなくていいけど(お金以外は・・)、それらをバックで支える実体としてのハードウェアを想像するとワクワクしませんか(え?しません?)
マイクロソフトの公式のAzure関連動画(2018年11月)で、データセンターは100以上とあります。止まることなくどんどん増やしているそうです。
うちから一番近いのはどこかな・・・?
Azureでリソースを予約するとき、リージョンを選ばなくちゃいけませんが、ネットワーク遅延なんかも考えると「なるべく近く!」ってなりますよね。シアトル(というかレドモンド)から一番近いのが「US West2」です。これってどうやらワシントン州のクインシー(Quincy)という町にあると分かりました。
で、GoogleMapsの衛星写真を見てみることに。
周りは畑だらけです。
あと、他社のデータセンターもちらほら。NTTDATAってのもありますぞ。なんか「データセンター村」みたいな感じで、村おこし的にも良いんじゃないですか?
クローズアップで見ると
2つの建物が繋がっているように見えます。それぞれの建物の周りにはエアコンの室外機が見えます。中のレイアウトなんかも知りたいですが、軽くググる程度では出てきませんねぇ。
僕が何気にプロビジョンしたAzure Cosmos DBなんかも、このデータセンターのどれかのビルの、どれかのラックにあるSSDに収まってるんでしょうね~。
おまけ(データセンターを海に沈めてみたらどうかな?)
プロジェクト・ネイディック。データセンターのユニット(貨物のユニットと同じサイズだそうです)をまるっと海に沈めてみよう、っていう実験。
データセンターの最も大きなコストの一つがエアコン代です。とにかく冷やさないとダメですね、あれだけのサーバーが熱と交換しながら処理してるわけですから。
で、潜水艦の技術に、海水の温度と熱を交換する技術があるらくて、それを応用してデータセンターを海に沈めてしまえ~っていう発想らしいです。
あとヨーロッパは再生可能エネルギーが進んでいて、このプロジェクトでは風力、干満などを利用した電力だけで動いていると動画で説明してます。