シアトル生活はじめました

20年以上すんだ東海岸から西海岸に引っ越してきました。MicrosoftのUniversal Storeで働いてます。

週末にMicrosoft本社キャンパスで企画された「京アニに送る千羽鶴」の手伝いに、奥さんと娘たちと行ってきました

アメリカのEleven Arts Studio (https://www.elevenarts.net/anime/kyo-ani-cranes)がリードして、まとめて送るという企画に乗っかってる感じです。

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千羽鶴は被災地に送る際に問題になったりと、ちょっと躊躇したんですが「想い」をシンボリックに伝える「花」みたいに考えると悪くないと思ったので参加しました。
 企画してくれたのは中国系カナダ人。部屋いっぱいの人達がプロジェクターに映る「けいおん!」を観ながら、ワイワイと楽しい雰囲気で折っていました(英語に吹き替えられたアニメがどうしていけてないかを熱く語るようなコアな人達もいました)。きっと、京アニはもちろん、アニメを作ってる方たちはこうやってファンの人達が楽しい時間を過ごすことが幸せなんじゃないかと勝手に思ったりもしました。

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ツルを折るのは初めて、という人もいたようで、折り方を教えてもらいながら頑張っているようでした。おそらくは(そして実際に折ってあるのを見たかぎり)そのいくつかは決して100点満点の出来ではなかったようですし、もしかしたら届ける過程でいろいろとダメージを受けるかもしれないやり方だったかもしれません。でもきっと「想い」は伝わるんじゃないかなと。仮に伝わらなくても、そこに「想い」は現実にあったし。それは一種の祈りだと思う。
企画した人やそこに参加していた人たちは本当に心から「なにか出来ることをしたい」という思いに駆られて、わざわざ土曜日に会社にやって来たんだと思います。
 
追記:
ちなみに、参加メンバーも企画者も「寄付」という形での支援も活発に行っていて、https://www.gofundme.com/f/help-kyoani-heal を通した方法以外に、なんとかしてMicrosoftのマッチを京アニに送る手段がないか模索しています。Microsoftの寄付マッチは、社員が1時間ボランティア活動をすると$25ドルがそのボランティア先に支払われるという仕組み(僕も子供プログラミング講座などでNPOでのボランティア活動で利用させてもらった)。参加した社員の時間を全部合わせると余裕で数千ドルに到達する。(ただ、京アニは営利なので、そこに流れるとなるつマッチは出来ない。なんとかNPO経由で被害にあわれた方やその親族に流れるようにならないか、と模索しているところだが悩ましいところ。)