これ、この辺りに住んでいないと「ふ～ん」って感じですが、僕も含めた「East side （東側）」に住んでいる人にとっては、アマゾンに通勤しやすくなることを意味します。
シアトル5年目の私も、かなり事情がつかめてきたので、どういうことか紹介したいと思います。
Do you live east side, or west side?
「シアトル」を語る時、ワシントン湖を挟んで「West side」と「East side」という分け方をします。
シアトルはWest sideにある町で、East sideは実際はシアトルという町ではないです。
シアトルの方が発展のタイミングも早いし、主要なアクション（政治、スポーツ、コマース、など）もWest sideで起こってます。
アマゾンもWest sideです。
一方、East side はMicrosoftがあるRedmondも含め、発展は遅れてきたけど、ここ10年~20年ぐらいの間にものすごい勢いで発展しているそうです。（ちょっと昔を知ってる人が「信じられないよ！」ってよく言ってます）
Bellevueは商業施設や高層ビル（まぁそこそこのね）などもあり、ミネソタの双子の町（ミネアポリスとStポール）ほどではまだまだないけど、なんとなく互角な感じになっていこうとしてるのかな、なんて感じます。
Amazon coming to Bellevue
アマゾンがBellevueに持ってくる仕事は、数千人規模ということで、カークランドのGoogleと同じぐらかな。アマゾン全体からすればほんの少しだし、僕らソフトウェアエンジニア向けのポジションがどのぐらいなのかも分かりません。
シアトル地域はちょっと前のサンフランシスコみたいになってきてる感じもあるそうです。ただ、前例から学ぼうということなのか、公共の交通機関を前々から整備する計画をしていて、今その目玉（？）である電車を通そうとしています。
アマゾンが来るBellevueはその電車の停車駅でもあり、バスなどの他の交通手段とのハブのような位置になりそうです。そういう立地条件もあって、アマゾンが来ることになったのは間違いありません。
Software engineering のポジション
ソフトウェア開発者の活躍の場所として、East sideに住んでいればMicrosoft、West sideに住んでいればAmazonという図式がありました。もちろん、それだけではないし、GoogleやFacebookに、Apple、その他に多くのベンチャー企業もあり、もっと大きなエコシステムになっていますが、おおざっぱに言うとそうなります。
世界中、いろんな国からエンジニアがやってきて、そういう面白そうなことやってる会社やポジションにアクセスがしやすくなってきている、そういう環境はとてもいいなと思うわけです。
