「メタスキル」についての良記事
「メタスキル」と言語化されているこの部分。これを中心に据えて教えたり学んだりしないと、表面的に分かった気分になったり、表面的に貢献したって自己満足になってしまったりする可能性がある。
とくにリレーショナルDB(いわゆるSQL)なんかは得に同じようにずっと感じているし「教えたい」と思っている(いくつか教材の案はある)。NoSQL(これ、NoSchemaって言葉だったらもっと的確だったのにな)が出てきてSQLは古い、見たいな勘違いが生まれたけど、NoSQLの世界でもリレーションはあるし、リレーションがあるところにJOINありだし、エンティティが論理的に複数あるならForeign Keyの概念は残るし、データのボリュームは変わらないからインデックスも要るし、つまりSQLで学んだことそっくりまだ使うんですよね。そんでもって、RDBの基礎は数学のBoolean AlgebraやSet Theoryにあるから、そこで基礎数学からプログラミング(ソフトウェア開発)に動機の道筋がつくってもんです。
だから、「今、学ぶべきプログラミング言語」みたいな見出しの記事を見るたびに、違和感を感じるんですよね。
ちなみに、自分が出来るおっさんかどうかは別として、Microsoftでは「ウルトラハイスペックな若者」に囲まれて仕事してるんで(それも今のチームはもれなく全てがそういう人なんで)すごいプレッシャーを感じるけど、それとともにすごい刺激を貰って、それが週末に早起きして、高校の時にサボった分を取り返すための時間を確保する動機にもなってるので、本当にありがたいと思う。